院長紹介
甲府駅前歯科医院 院長
平井 俊之 Toshiyuki Hirai
プロフィール
・1997年 | 東京歯科大学 卒業 |
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・2005年 | 甲府駅前歯科医院 開院 |
・2015年 | 医療法人甲府駅前歯科医院 理事長就任 |
所属
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会
- JIADS
- CID CLUB
- 嵌植義歯研究所
ごあいさつ
歯医者の役割とは
街にはたくさんの歯科クリニックがあります。たくさんありすぎて、どこを選べばよいのか、どこがいい歯医者さんなのか、迷う方も多いと思います。歯医者の役割は、患者様の主訴、たとえば歯が痛い、お口のなかに違和感がある、キレイにしたい、などをきちんと受け止め、診断し、正しく治療をすることです。
しかし私は、治療だけが歯医者の仕事ではないと考えています。どんなに家から近くて、やさしくて、治療が早い歯医者でも、それは「そのときだけの良さ」でしかありません。甲府駅前歯科医院が目指す理想的な歯医者とは、「すべての患者様が、一生自分の歯でおいしく食事ができるためのサポートができる」歯医者です。
治療=完治ではありません
虫歯ができると患部を削って詰め物をします。しかし、一度虫歯になった歯は、二度と虫歯がなかった以前の状態には戻りません。そしてそのまま口の中のケアを怠ると、また虫歯になり、削って埋めるを繰り返し、最終的には歯を失ってしまうことにもなりかねません。
一生自分の歯で美味しく食事をするために
歯がなくなれば差し歯があるし、年をとれば、入れ歯になってしまうのも当たり前。そう考える方も多いでしょう。しかし、入れ歯などにしてしまうと、噛む力は、自分の歯の20~30%になると言われています。おいしく食事をするには「噛みごたえ」の感覚がとても大切ですが、入れ歯ではそうした感覚も失われてしまうのです。思うようにものが噛めないことは、想像している以上につらいものです。だからこそ、歯を失ってから後悔することのないように、日ごろから自分の歯の健康について関心を持ち、そのためのケアをしていただきたい。私たちはいつもそのような気持ちで一人ひとりの患者様と向き合っています。
自分の歯を守るためにできることはたくさんあります。定期的なチェック、必要な治療、毎日の正しい歯磨き。定期的に歯医者に通うのは面倒、と思われるかもしれませんが、プロによる適切な治療と口腔ケア、そしてご自身での毎日の正しい歯磨きが継続的にできるようになると、歯はみるみるキレイに、そして健康になります。キレイになれば、もっとこの状態を保ちたい、という意欲もわいてきます。
私たちの役割は、治療だけではなく、患者様一人ひとりがこのような意欲を持ち続けてくださるよう、できる限りのサポートをすることです。ですから、少々説明や指導の時間が長いかもしれません。
最近は、こうした予防の大切さも少しずつ知られてきています。15年前の開業当初は、予防のために通ってくる患者様はほとんどいませんでしたが、今は多くの方々が定期的な歯のチェックや歯石の除去のために通ってきてくださいます。これからも当院は、「一生自分の歯でおいしく食事をするため」の治療とサポートに力を入れてまいります。お口の健康のことならなんでも相談できる歯医者さんとして、スタッフ一同、皆さまのお役に立ちたいと思っています。