変色が少なく、前歯にも奥歯にも


メタルセラミッククラウンとは、金属の裏打ちの上にセラミック(ポーセレン)を盛り付けた被せ物(クラウン)です。セラミックだけでは不足しがちな強度を内側の金属が補っています。経年による変色にも強く、天然歯のような自然な白さを維持できます。また、適合性が高く丈夫なため、前歯にも奥歯にも使用できます。金属アレルギーを起こしたり、歯肉が黒ずんだりする可能性がありますが、中の金属を貴金属に変えることでそのリスクを軽減することもできます。使用する金属により3つのタイプがあります。
セラミック治療のスタンダードとも言える素材ですが、昨今は質の高いセラミック素材が続々出てきているので、主流がそちらに移りつつあります。
メタルセラミッククラウンの特徴
金の含有量が高い金属の方が適合性が高いため、虫歯の再発リスクが低くなります。
また、金属アレルギーの可能性も低く、歯が明るく見えるので、より美しい印象を与えられます。
| プレシャスメタル (金75%以上の高純度の金合金で、 ゴールド色) | セミプレシャスメタル (金50%以下含有の合金で、銀色) | ノンプレシャスメタル (金を含まないコバルトクロム合金、銀色) | |
|---|---|---|---|
| 美しさ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 耐久性 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
| 清潔感 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
メリット・デメリット
メリットMerit
- 白く美しい、目立たない
- ほとんど変色しない
- 裏側に金属を使っているので、ある程度の耐久性がある
デメリットDemerit
- 極度に強い衝撃を与えると割れることがある
- 表面は綺麗だが影が暗くみえる場合がある
- 金属アレルギーの可能性もある
- 健康保険適用外のため費用がかかる
詳細情報
プレシャスメタル
- 治療期間
- 約1ヶ月
- 治療回数
- 約5回
- 費用
- 132,000円(1本)
セミプレシャスメタル
- 治療期間
- 約1ヶ月
- 治療回数
- 約5回
- 費用
- 110,000円(1本)
ノンプレシャスメタル
- 治療期間
- 約1ヶ月
- 治療回数
- 約5回
- 費用
- 88,000円(1本)
治療の流れ
Step01
カウンセリング
ご要望をお伺いしながら、治療に関するご説明を行います。ご不明な点やご不安な点は、お気軽にお話しください。
Step02
歯の形成
被せ物(クラウン)は、ご自身の歯を土台にするので、多少削って形を整えます。歯が十分に残っていない場合は、コアと呼ばれる人工の土台をご用意します。
Step03
仮歯の装着
仮歯を装着して、噛み合わせや歯ぐきの状態を確認します。
Step04
型取り・作製
患部の型取りと噛み合わせの確認を行い、被せ物の作製に取り掛かります。
Step05
確認・設置
完成した被せ物の色や形、噛み合わせの確認を行います。問題なければ、設置していきます。
症例紹介

before

after
| 患者様のご希望 | 古い差し歯をやり直してきれいにしたい。 |
|---|---|
| 治療内容・費用 | セラミック治療(メタルセラミッククラウン使用)・88,000円(1本)×6本 |
| メリット | プラークが付きにくいので虫歯・歯周病の再発のリスクが低い、耐久性がある。 |
| デメリット | 健康保険適用外のため費用がかかる、ジルコニアセラミックに比べて暗い、金属アレルギーの心配がある。 |
